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緑内障の症状
正常な眼球は、「毛様体」(収縮によって水晶体の厚みを変える)から排出される房水(ぼうすい)の量が一定に保たれることで、眼球の内部から外側に向かって加わっている圧力(眼圧:がんあつ)もコントロールされています。
ところが、房水の流れが滞る・詰まるなどして流れなくなると、眼圧が上がってしまいます。
そうすると、視神経が強く圧迫され、傷ついたり視野が欠けてしまったりという症状が起こり、失明に至る危険も伴うのです。
眼圧が22mmHg以上になると「高眼圧」といい緑内障が疑われます。
緑内障のタイプ
緑内障にもいくつかのタイプがあります。
眼圧の上昇による「原発緑内障」、病気やけが、薬などが原因となる「続発緑内障」、子どもに見られる先天的な「発達緑内障」などです。
また、日本人には眼圧の高くない「正常眼圧緑内障」と呼ばれる注意を要する緑内障も多く、緑内障患者の7割ほどが該当すると報告されています。
ちなみに日本人の緑内障患者は全人口の5%とされています。
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