(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
「海で泳いでいる最中、スーッと猛毒のウミヘビが近づいてきたら…!?」など、 猛毒生物の危険 を考えたことはありますか?実は、想像するだけで恐ろしいことが、現実になるかもしれない事態が起きています。
千葉県の海岸で、南の海にすむ猛毒のエラブウミヘビが発見されたのです。私たちに近い海でどんな異変が起きているのでしょう?
猛毒生物の危険 :危ない!コブラの50倍の猛毒
毒々しい黒と青のしま模様をしたエラブウミヘビが、銚子市内のマリーナで発見されたのは今年6月。釣り客が網ですくい上げたものを専門家がエラブウミヘビと判断し、県などに通報したのです。
本来、沖縄などの暖かい海に棲息するエラブウミヘビ。体長は大きいものになると150cmにもなります。ハブよりも強い、コブラの50倍とされる猛毒をもち、噛まれた場合の致死率は50%以上ともいわれます。
攻撃的な性格ではありませんが、千葉県などでは同じようなヘビを見つけても近づかないよう注意を呼びかけています。
では、南の海にいるはずのウミヘビが、なぜ首都圏に近い場所で発見されたのでしょう?
専門家は、温暖化によって海水温が上昇した黒潮にのって北上した可能性を指摘しています。過去には、千葉だけでなく愛知県や三重県、和歌山県などでもエラブウミヘビの発見例があります。
スポンサーリンク