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音楽とメンタルケア について考えさせられる出来事がありました。人気アーティスト、DREAMS COME TRUE(通称ドリカム)が7月に発売したベストアルバム「DREAMS COME TRUE THE BEST!私のドリカム」が、8月17日のアルバムランキングで1位に返り咲き、通算4回目の首位を獲得。現在累計62万枚を超えるロングヒットとなっています。
「ドリカムの曲がヒットすると株価があがる」という調査まであり、ドリカムと株価の関係についてはかねてから分析されています。ドリカムの元気な曲が人の心を明るくするようです。そこでここでは、音楽がもたらす心理的効果についてまとめてみました。
音楽とメンタルケア: 気分によって求める音楽は違う
朝起きてすぐの時間帯には激しい曲を聴く人は少なく、どちらかというと控えめなクラシックや落ち着いた曲を選ぶことが多いのではないでしょうか?2009年3月に関西学院大学の「臨床教育心理学研究」が発表した論文によると、そのときの感情に一致した音楽を求めることを「同質の原理」といい、これは音楽が感情に及ぼす影響が大きいと考えられています。
さらに心理的作用の大きい音楽には、曲そのものがもつ性格である「感情価」が挙げられます。この「同質の原理」と「感情価」が高まり、感情に影響を及ぼすのです。
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