(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:Mocosuku編集部
監修:坂本 忍(医学博士、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
現代女性が気をつけなければいけない障害に摂食障害がありますが、 摂食障害の症状や原因 について知っていますか?
摂食障害は自分で気づいていないことも多く、何十年も続くことで、習慣化しているケースも。
主に思春期~青年期の女性に多く見られる障害で、拒食症の発症年齢は平均で17.8歳、過食症は20歳以上とされています。
女性に多いといわれる摂食障害。どうしてそのような症状になるのでしょうか。 摂食障害の症状と原因 についてまとめてみました。
摂食障害の症状と原因 :摂食障害の2つのパターン
主に下記の二つが知られています。
①拒食症(神経性無食欲症)
食べることを極端に制限することで、身体が異常にやせ細る疾患です。不食を徹底する「制限型」と、暴飲暴食および、それに対する排出行為で代償しながら低体重(痩せ)をキープする「暴飲暴食/排出型」の2タイプがあります。
いずれのタイプも標準体重の80%未満の痩せが、3か月以上続くのが特徴とされます。成長への拒否、大人になりたくない願望をもつ人がなることもあります。
②過食症(神経性大食症)
短い間に大量の食物を、衝動的に食べる発作が起こる病気です。単なる大食ややけ食いと違い、食欲を抑制できないのが特徴。
暴飲暴食をしつつも、体重増加を防ぐために嘔吐などのいろいろな排出行動をとります。
スポンサーリンク