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「夫が気持ち悪く見えてきた」と訴える奥さまは少なくありません。
価値観の違い、性格の不一致、他に好きな人が…、と夫婦関係がさめきってしまうことは残念なことです。
人の感情は揺れ動くもの。
悲しいですが、些細なきっかけでご主人を愛せなくなる妻もいるのです。
しかし、実は夫婦関係も、家庭生活も「お楽しみはこれから」というタイミングで、ご主人を愛せなくなる奥様がいます。
そのタイミングとは、子どもが出来たことです。
奥様がマタニティ生活に入ったあたりから、ご主人が「気持ち悪く見えてきた」という奥さまが意外と多いのです。
子どもが出来たということは一般的には幸せの絶頂のように言われています。
苦労もあるでしょうが、子どもの笑顔を見れば苦労も吹き飛んで…と。
その大事なパートナーで頼りにするべき夫が「気持ち悪く見える」とはどういうことなのでしょうか。
夫婦関係に詳しい臨床心理士で神奈川大学教授の杉山崇さんに聞いてみました。
夫を嫌いになる女性心理学 妊娠中の妻の心の状態を把握できない夫
ご夫婦で「マタニティ大作戦チーム」のような新しい関係を作ることに失敗した場合に、このような奥さまの変化が多いような印象があります。
まず、日本の特徴として男性が母性本能神話を信じすぎているところがあります。
また、妊娠中の心と体の不調もあまり理解できていない男性が多いようで、「妊娠は病気じゃないんだから」という認識の男性も多いようです。
ですが、実は妊娠中は心身とも不安定で、多くのご主人が期待するような「病気じゃないから元気です!」ではいられないのです。
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