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女性にとって手は美の象徴。でも、乾燥した冬になると、どうしてもカサカサしてきます。ひどい人では、ひびやあかぎれとなって痛みや痒みが生じ、手を使う作業が辛いものですよね。きちんとケアしているつもりでも、なかなかよくならない人は、もしかしたら間違った方法を行っているのかもしれません。
原因を知って対処
最近テレビCMなどでよく耳にする「パックリ割れ」。これは、いわゆる「あかぎれ」のことです。ひび割れが進行して真皮にまで達しているため赤く見え、出血することもあります。
あかぎれは、じつは血行不良による「しもやけ」です。人間は寒いと手足などの皮膚表面の温度を下げて体内温度を保とうとしますが、暑いと逆に血流がよくなって抹消まで温かくなり痒くなります。このように血管の収縮や拡張が極端に繰り返されると、血行の調整機能が狂って、赤く腫れたり、発疹が出たりして、あかぎれになってしまうのです。
水仕事であかぎれが起こるのも、皮膚表面が濡れることで水分が蒸発する際に皮膚表面の温度が奪われることが要因です。
また、こうした寒さのほかにも、乾燥による潤い不足、シャンプーや石鹸、洗剤などの使いすぎなどによっても肌が刺激を受け、ひび割れ・あかぎれを起こします。
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