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執筆:井上 愛子(保健師)
日本でラジオ体操が初めて放送されたのは1928年のこと。健康の保持・増進と体力向上を目的に、老若男女を問わず「いつでも、どこでも、誰にでも」簡単にできる体操として開発されました。
今でもその形を変えることなく続くラジオ体操。子どものころ朝早く起きて、学校や公園で毎日した、という方も多いのではないでしょうか。
そのラジオ体操、じつはスゴイ効果があることをご存知ない方も多いはず。詳しく紹介していきます。
知らなかった、ラジオ体操の本当の効果
じつはラジオ体操には、3つの驚くべき効果があります。
1.ストレッチ効果
全身の筋肉や関節をほぐし、柔軟性を保ちます。運動前後の整理体操にも効果があるほか、関節痛やぎっくり腰、肩こりの予防にもなります。
2.筋肉トレーニング効果
日常ではあまり使わない筋肉を刺激する動きが組み込まれています。
全身の筋肉をくまなく収縮・伸展させることで、筋力を強化し、筋肉量がアップします。筋肉量がアップすると代謝が促進され、太りにくい体をつくります。
3.有酸素運動効果
減量には有酸素運動が適しています。筋トレ効果と相まって、脂肪燃焼が促進されます。また、全身を動かすことで血液やリンパ液の流れが良くなり、冷え性の改善や免疫力がアップします。
いかがでしたか?
このように、ラジオ体操はストレッチ・有酸素運動・筋肉トレーニング効果をもつ、まさに「効率的」な運動なのです。
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