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執筆:井上 愛子(保健師)
暑くて寝苦しい夏、ついエアコンに頼りがちですが、「エアコンを使うと身体が冷えすぎてしまう」「電気代が気になる」という声も聞かれます。
そこで今回は、エアコンに頼らずに快適に眠れる方法や、生活のポイントをご紹介しましょう。
身近にあるもので快適な睡眠環境を!
扇風機の活用
まず、身近なところでは扇風機の活用です。電気代はなんと、エアコンの10分の1。
日中の熱気がこもりがちな部屋は、寝る前に窓を開けて扇風機を使用し、部屋の空気を循環させておくと室温を下げることができます。
また扇風機は枕元よりも、足元に置く方が体温を効率よく下げることができるため、置く場所を検討し、首ふりなどの機能も活用しましょう。
除湿器などで湿度を50%程度に保つ
さらに、寝苦しさを和らげるには湿度も重要です。
高温多湿な日本の夏ですが、湿度が10%下がると、体感の温度は1℃下がると言われています。除湿機や寝る直前までエアコンの除湿機能を使うなどして、50%程度目安の湿度を保ちましょう。
保冷剤で身体を冷やす
その他にも、眠りにつくときのコツとしては、保冷剤を使うこともおすすめです。氷枕を頭にあてたり、アイスノン、食品などについている保冷剤を、大きな血管が通る脇、股などの部分にあてると効率良く、身体を冷やすことができます。
持続性はありませんが、枕やシーツをジェルマットのものにすると、身体全体でひんやりとした冷たさを感じることもできます。
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