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執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
いつの間にか顔や腕にほくろができている…
そんなことはないでしょうか。ほくろと皮膚がんには密接な関係があるということはご存じですか?
なので、ご自分のほくろが病的なものかもしれない、と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
今回はほくろについて、その種類や見分け方の区別など解説していこうと思います。
皮膚の構造
皮膚は表皮・真皮・皮下組織の構造から成り立っています。
それらの中には血管やリンパ管、神経系、皮脂腺、汗腺などの付属器があり、お互いに関わり合いながら機能しています。
表皮は、厚さが0.2㎜ほどの薄い膜のようになっています。
また、角層・顆粒層(かりゅうそう)・有棘層(ゆうきょくそう)・基底層(きていそう)の4層から成り立っています。
そのうち、基底層にはメラノサイト(色素細胞)があり、紫外線から身体を守るメラニン(色素)を合成しています。
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