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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
医療監修:株式会社とらうべ
うつ病の基本症状である「抑うつ症状」。
いわゆる気分が落ち込んでしまう状態が続くことですが、この抑うつ状態はうつ病だけでなく、ほかの病気の症状として現れることもあります。
ですから、専門医は診断を慎重に見極める必要があると考えています。
なぜならば治療法が違ってくるからです。
うつ病と間違えられやすいのは、どのような病気なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
うつ病と間違えやすい病気:不安障害
かつては神経症(ノイローゼ)と呼ばれていた不安障害は、考え方のクセや人間関係など心理・社会的なストレスが引き金になって発病するといわれます。
また、性格的に神経質でこだわりやすい真面目な人が、こうした疾患にかかりやすいとも言われてきました。
うつ病の病前性格も真面目で、執着的な人が多いと言われ、うつ病にもかかりやすいとされています。
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