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執筆:座波 朝香(助産師・保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
ダイエット中、同じ方法を続けているにも関わらず、ある一定のところで体重が下げ止まる…。
そんな経験がある人もいるのではないでしょうか?
いわゆる、ダイエットの「停滞期」です。
うまく乗り越えるポイントは、正しい目標設定にあります。焦るときほどグッとこらえて、目標を確認することが大切。
次から詳しくご紹介していきましょう。
減っている時期と「停滞期」のときの身体の違いとは?
なぜ、同じダイエットをしていても、体重が減る時期と減らない「停滞期」があるのでしょうか?
まず、体重が減る時期と停滞期の両方に共通している身体のしくみとして、「身体はいつでも生命活動のためのエネルギーを必要としている」ということを念頭におかなくてはいけません。
ですから、食事量を減らす方法でダイエットをしていると、身体は体内に蓄積された脂肪を分解することで生命活動のための燃料を得ようとします。
その結果、減量に向かいます。これが、体重が減る時の身体の特徴です。
一方で、急に食べる量を減らそうとすると、身体は生命活動の危機を感じて省エネになります。
つまり、たくさん食べているわけではないにもかかわらず、身体に栄養を溜めこもうとするため、体重が減りにくくなります。
これが、いわゆる「停滞期」の状態です。
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