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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
世の中には、かなり食べているはずなのに、大して太らない人が存在します。
「食べても太らない、なんて羨ましい!」と思いますよね。
近年、女性を中心に痩せ志向が高まっていることもあり、痩せ体質になることを羨ましく思う方は多いでしょう。
けれども、痩せ体質にはデメリットもあるため、正しい理解が必要です。詳しく解説していきましょう。
「痩せ体質」とは?
「痩せ体質」という言葉に定義はありませんが、一般的には生活習慣を変えても「太らない」「痩せている」人のことを言います。
それでは、体格が「痩せ」にあてはまるのはどのような状態でしょうか。
ヒトの体格を評価する指標にBMI(体格指数)があります。BMIの計算式は、BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))で、25以上を肥満、18.5未満を痩せと判定します。
また、「BMI=22」が標準体重とされ、最も病気になりにくい体重と言われています。
たとえば、身長160cm、体重52kgの場合、52÷(1.6×1.6)= 20.3125となり、「標準」にあたります。この身長(160cm)の場合、体重が47.36kg未満であれば「痩せ」と判断されます。
食事をたくさん食べても、運動量が少なくても、痩せの体格が維持される人が「痩せ体質」と言えます。
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