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執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師)
医療監修:株式会社とらうべ
他の人にはなかなかわかってもらえないことですが、舌にちょっとした変化があるだけで、うっとうしいものですよね。
「舌がんの始まりでは?」などと、極端なことを思ってしまうかもしれません。
東洋医学では体の状態が舌にでるので、舌の診察に力を入れています。
そんな舌の異常について解説をしましょう。
舌を観察してみましょう
少し前まで、医師はどんな病気でも「あっかんべーをしてみて!」といって、舌の状態を診ていました。舌をみることで体調の状態がわかるのです。
舌は毎日変化しています。
自分でも毎日見ていると、体調のコントロールができるようになってきます。舌の形や色、舌の上につく舌苔(ぜったい)の色や状態などをみます。
東洋医学・漢方では「舌診」と呼ばれる診断方法があります。
舌の色や形、舌苔の状態などから体の異常を見分ける方法です。
もちろん専門医の資格がなくてはできませんし、舌だけで病気の診断を下すことは危険ですが、病気になる手前の「未病」段階で病気の発見につなげることが可能です。
では、さまざまな舌の状態を詳しくみていきましょう。
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