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執筆:Mocosuku編集部
アルツハイマー型認知症は若年発症型と高齢者が発症する通常型に分かれ、その多くを占める通常型は60歳以上の高齢者に発症します。
記憶、思考、行動に問題を起こす脳の病気です。
米国では500万人以上がアルツハイマー病にかかっており、65歳以上の人口比率の増加に伴い患者の数は毎年増え続けています。
日本においても、シードプラニング社調査によれば2010年時点におけるアルツハイマー型認知症患者数は約116万人、2020年には167万人に達すると予測されています。
実はこのアルツハイマー型認知症の予防について、興味深い研究結果が発表されていました。
アルツハイマー型認知症予防に有用なのは?
株式会社 明治は、このアルツハイマー型認知症予防に関して、公益社団法人 久山生活習慣病研究所 代表理事・九州大学大学院医学研究院環境医学 清原 裕教授と行った共同研究結果を2014年11月27日に発表しました。
実験は福岡県久山町に在住し認知症を発症していない60歳以上の方1081名を対象に、牛乳・乳製品の摂取量を調査。
その後、認知症発症の有無を17年間追跡調査した結果、牛乳・乳製品の摂取量が多い人は、アルツハイマー型認知症の発症リスクが有意に低下することが確認できたとのことです。
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