(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
昔と比べると、随分とライフスタイルが多様化している現代。朝、昼、晩きちんと食事を3回とる人はどのくらいいるのでしょうか?食事の回数や量を極端に減らしたり偏った食事内容にした生活を続けていると、健康へどんな影響があるのでしょうか?またどんな食事パターンが肥満を招くのでしょうか?探ってみましょう。
朝ごはんを食べない人はこんなに増えている!
朝食の欠食率の1975年から2012年までの経過変化をみると、20歳代男性で15.5%から29.5%、20歳代女性で11.7%から22.1%へと増加しています。15~19歳の男女で多少の改善が見られたほかは全ての年齢層で増加傾向にあり、特に男性の30歳代、女性の20歳代、30歳代で大きく増加しています。
▪︎朝食欠食率の年次推移(性・年齢階級別) 1975〜2012年
(資料:厚生労働省 平成24年国民健康・栄養調査報告書)
年代別にみると、15~19歳から欠食率が増えており、中学・高校から欠食の習慣が始まることが推察されます。また、朝食を食べないグループは、食べるグループに比べて、夕食開始時刻が遅い傾向にあることや野菜の摂取量が少ない者の割合が多いなども報告されており、朝食を食べないことが1日の生活リズムや食事内容にも悪影響を与えていることが伺われます。
スポンサーリンク