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不食 のメリットとは?
食べないことで、余分な脂肪が落ちる、内臓が休まる、(内臓が休まることで)爽快感を感じるといった効果もあります。しかし、あくまでも半日から数日間程度の短期間での効果であり、長い期間の効果や安全性は明確な指標はありません。榎木さんは、今回の30日間の 不食 は、専門家の管理のもとで行っていました。さらに、この前にも、何度と数日間の 不食 を行っていたようです。水分と1日1回食べていたというあめ玉により、生命活動に最低限必要な栄養素は補給できていたということなのでしょう。
メディアの取材に対し、榎木さんは 不食 の結果「集中力が増し、睡眠が深くなり、腰痛も消えた」と語っています。しかし、榎木さんの 不食 は、身体を慣らしていくプロセスや食事に意識がいかない環境、健康状態の安全管理のもと、実現したものです。一般の人が、むやみに長期間の 不食 に挑戦するのはやめましょう。
執筆:山本ともよ(管理栄養士)
監修:岡本良平医師(東京医科歯科大学名誉教授)
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