(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
2018年6月以降から、アメリカでの食品添加が原則禁止と発表された、 トランス脂肪酸 。「日本では規制しなくても大丈夫なの?」「子どもが食べたらどうしよう…」と不安に思っている人も多いのではないでしょうか。いくら安全と言われても、海外で規制されているものを進んで摂取したいとは思わないですよね。
とはいえ、日本ではまだ トランス脂肪酸 に対する表示義務化は決定されていません。消費者からすると、自分で安全な食品を選ぶのも難しいところ。そこでここでは、自宅でできる トランス脂肪酸対策 をまとめてみました。
トランス脂肪酸対策 (1)オイル系は「オリーブオイル」に変える
脂質に含まれる トランス脂肪酸 は、マーガリンやマヨネーズ、ピーナッツバターなどの食品に含まれています。オイル系の多くは トランス脂肪酸 を含んでいますが、「オリーブオイル」や「ココナッツオイル」含有量が少ない、もしくは含まれていないこともあります。
このふたつには「オレイン酸」という成分が豊富です。これは、善玉コレステロールを下げず、悪玉コレステロールだけを下げて内臓機能を改善してくれる働きを持ちます。食事をつくるときに積極的に使ってみましょう。
マーガリンの代わりに…
フランスやイタリアなどでは、パンにオリーブオイルをつけて食べる習慣があります。カリカリに焼いたフランスパンやトーストにオリーブオイルをつけ、塩や生ハムを乗せて食べるのがスタンダードです。オリーブオイルがパンにしみこみ、豊かな香りとわずかな塩気がマッチします。
マヨネーズの代わりに…
イタリア料理などでは、よくサラダにも使われているオリーブオイル。先に葉物にオリーブオイルをかけてから軽く塩を振りましょう。先に塩を振ってからオリーブオイルをかけると、塩によって葉の水分が奪われて水っぽくなってしまいます。オリーブオイルで葉をコーティングすることにより、野菜のみずみずしさと食感がきちんと感じられるサラダになります。
スポンサーリンク