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砂糖入り飲料 :500mlの炭酸飲料水には50g以上の砂糖が含まれている
砂糖入り甘味飲料には1日あたりの摂取量を上回る砂糖量が含まれているものが多いです。飲料に含まれるおおよその糖質の量は「炭水化物の総量ー食物繊維の量」で計算することができます。この計算でいくと、500mlのコーラには56.5g(3.5gの角砂糖が16個以上)、サイダーは約52.5g(3.5gの角砂糖が15個)もの砂糖が含まれていることがわかります。スポーツドリンクでさえ500mlあたり20~30gの糖分が含まれているのです。
炭酸飲料水のペットボトル1本分は、2日の糖分摂取量よりも上回るのです。もちろん、飲み物以外のお菓子や野菜、乳製品にも糖分は含まれています。そう考えると、飲み物を飲んでいるだけでも大量の砂糖とカロリーを摂取していることがわかりますね。
砂糖入り飲料 :「糖質ゼロ」「カロリーオフ」「ダイエット○○」の真実
甘味飲料水を購入するときに、意識的にカロリー表示を見ている人もいるかもしれません。とはいえ、最近では300mlのペットボトルであっても「100mlあたり」と記載してカロリーや脂質を表記しているものも多いです。そのためカロリーが少なく感じることもあるでしょう。糖質やカロリーを見るときはよく確認しましょう。
また「糖質を抑えるためにカロリーオフにしよう」「ダイエットコーラにしよう」などと意識して飲み物を変えている人もいるかもしれません。日本の栄養表示基準では糖質が100mlあたり0.5g未満のものを「糖質ゼロ」や「カロリーゼロ」と表記できるようになっています。つまり、糖質ゼロだからといって必ずしもカロリーがゼロというわけではありません。
同じように「カロリーオフ」や「ダイエット○○」といった表示は、100mlあたりの飲料につき2.5g未満で表記可能です。「ダイエットコーラ」だからといって糖分が含まれていないわけではないのです。
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