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EP配合剤(LEP製剤を含む)の血栓症リスク :スモーカー、肥満、高年齢の人は、もともと血栓症のリスクが高いため、EP配合剤(LEP製剤を含む)は要相談
月経困難症の治療薬である「LEP製剤」は、喫煙者、肥満の方、高年齢には使用できないとされています。これらの方々は、もともと血栓症のリスクが高いからで、喫煙者ならタバコをやめる、肥満の方なら体重を落とすことがLEP製剤を使うためには必須となっています。
年齢について太田先生は、「私の勤務する病院では40歳以上の場合、EP配合剤(LEP製剤を含む)はファーストチョイスにしていません。40歳以上でも、どうしてもご本人が希望する場合は43歳くらいまでは処方しています。10年以上EP配合剤を飲んでいた人が、46歳で突然血栓症を発症したケースがありました。年齢はもっとも高い血栓症リスクであると思います」と語ります。
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