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子どものメタボリックシンドローム :異常値を示した子どもに多く見られる生活習慣とは?
上記のように、小児メタボリックシンドロームの広がりが全国的に懸念されている状況の中、冒頭の血液検査を実施した香川県では、異常検査値の原因を「食生活」や「運動不足」によるものが大きいと分析しています。
同県の調査によると、検査で異常値を示した子供には「お腹いっぱい食べる」「特別な運動をしない」「早食い」「1日のゲーム時間が長い」といった生活習慣が多く見られることも判明しているそうです。
子どものメタボリックシンドローム :子供の間食をどう防ぐか
また、こうした小児メタボリックシンドロームが広がっている背景には、コンビニや自動販売機の普及に伴い、脂質や糖分、塩分の多いスナック菓子やジュースが手に入りやすい環境になっていることがあると考えられます。「手を伸ばせばすぐに手に入る」ジャンクフードの摂取量をコントロールすることも、大人・子供を問わずメタボや生活習慣病を予防するためには必要といえるでしょう。
また、ゲームなど「体を使わなくても遊べる道具」が溢れている現代において、外での遊びや運動に子供を「どのように導くか」はとても大切です。子供が身体を動かすことについては、特にジャンルややり方にこだわる必要はありません。大人にできるのは、スポーツやダンス、遊びや散歩、自転車まで、子供がそれぞれ自分に合った運動を発見し、習慣をつけていくのをサポートすることです。自分が好きで選んだ運動習慣は継続できる可能性が高いため、将来の健康にもつながりやすいといえるでしょう。
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