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子どものメタボリックシンドローム :指導により数値が改善する成果も
上記の検査をおこなった香川・高松市では、検査値異常の子供がいる家庭に対して、「お菓子やジュースを減らす」「肉を減らし、野菜を多く」「休日は家族で運動を」といった指導をおこない、数値が改善するという成果をあげているそうです。
子供にとっての「美味しいもの」や「楽しいこと」が、ジュースやスナック菓子の間食やゲームなど「手軽なもの」だけに偏らないように見守り、指導していくことが、われわれ大人たちにも求められているのかもしれませんね。
共働きが多くなっている近年では、子どもが帰宅した時に親がおらず、1人でいるか祖父母といっしょにいることが多く、祖父母がおやつを直ぐに与えたり、ジャンクフードを利用しやすいことも関係しています。
食事と運動の重要性を、もっと真剣に、親は考えてあげる必要があるでしょう。
監修:三原武彦医師(小児科医、三原クリニック理事長、みはら子育て支援センター長)
井澤佑治(いざわ・ゆうじ) 舞踏家/ダンサー。通販メーカーのコピーライターとして、健康食品などの広告を数多く手がけたのちに、ダンサーとして独立。国内外で公演やワークショップ活動を展開しつつ、身体操作や食事療法などさまざまな心身の健康法を探究する。現在はダンスを切り口に、高齢者への体操指導、障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などにも携わっている。
参考資料
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-06-001.html
(子どものメタボリックシンドローム 厚生労働省)
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