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バランスのよい麺メニュー :麺といっしょに肉を食べる
野菜やゆで卵のほかにも、湯通しした肉、缶詰のお魚を載せるだけで料理が苦手な人でも簡単に一品作れます。疲労回復に効果のあるビタミンB1が豊富な豚肉、ストレスによって失われやすいビタミンCを豊富に含むトマト、ミネラルを豊富に含むわかめなどを組み合わせた、夏バテ予防が期待できるレシピです。
【冷しゃぶうどん】
(1人分)
ゆでうどん 1玉
豚肉 100g
きゅうり 1/3本
みょうが 1本
トマト 1/2個
乾燥わかめ 5g
白ごま 適宜
麺つゆ 適宜
<作り方>
1.鍋に湯をわかし、生姜・酒(分量外)を入れる
2.1に豚肉を広げて入れ、色が変わり火が通ったら冷水にとり、食べやすい大きさに切る
3.トマトはくし型、きゅうりは斜め薄切り、みょうがは細千切りに切る
4.乾燥わかめは水で戻して食べやすい大きさにきる
5.うどんは袋の表示時間にしたがってゆで、ざるに上げて水洗いし水気をきる
6.器にうどんを入れ、2、3、4を盛り合わせ、麺つゆをかけ白ごまをふる
バランスのよい麺メニュー :ねばねばパワーで夏バテ防止!
ビタミンB2が豊富な納豆と、梅干しに含まれるクエン酸には疲労回復効果が期待できます。また、納豆や長芋、オクラのねばねば成分は、消化管などの粘膜を覆う主成分でもあり、胃腸が弱りがちな夏には強い味方です。
長芋が苦手な人は、代わりに大根おろしにすれば消化もよくさっぱり食べられます。
【納豆そば】
乾そば 100g
納豆 1パック
しそ 2~3枚
オクラ 2~3本
長芋 50g
梅干し 1個
麺つゆ 適量
<作り方>
1.オクラを熱湯でゆで、1cm幅に切る
2.しそは千切り、長芋は皮をむいてすりおろす
3.そばは袋の表示時間にしたがってゆで、ざるに上げて水洗いし水気をきる
4.器にそばを入れ、納豆、1、2、梅干しを載せ、麺つゆをかける
一皿で済む麺料理は、お皿洗いなども少なくて済みますよね。最近は、ジャージャー麺のつゆ、塩ダレ、味噌ダレ、豆乳スープなど、様々な麺つゆが市販されていますので、味の変化でも楽しめます。具材や麺、器もいろいろ変えて、食欲アップを図りましょう。
■執筆者プロフィール:田口絢子(たぐち・あやこ)
茨城県生まれ。管理栄養士、糖尿病療養指導士、ソーシャルスキル協会認定健康栄養カウンセラー。都内4か所の病院で給食・栄養管理経験を経て独立。栄養相談、献立作成、食と健康に関する記事の執筆、栄養学翻訳などを行っています。
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