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腸炎の検査
軽症ならば自宅で安静にしていれば自然に治ります。腹痛や下痢が続いていてつらい場合は、病院に行きましょう。診察では食事の内容などを詳細にきいて原因を探ります。
血液検査をして白血球の数やCRP値(炎症があると数値が上がる)が多ければ、細菌性やウイルス性の可能性があります。必要に応じて、検便や内視鏡検査をする場合もあります。
家庭での食事ケア
症状が出ている間は食事を止めます。脱水を防ぐために、水やお茶、スポーツドリンクなどを飲みます。飲み物でも牛乳や果汁、炭酸飲料などは腸を刺激して、下痢を悪化させる可能性があるので控えます。
下痢や腹痛が改善されたら、食事を開始しても構いませんが、初めのうちは消化の悪い脂っこいものはやめましょう。うどんなど消化のいいものから食べ始めて、様子を見るのがお勧めです。
執筆:南部 洋子(看護師)
監修:坂本 忍(医学博士、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
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