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コーヒーの効果 とは
リラックスできる
休憩時間やリフレッシュしたいときなどにコーヒーを飲む人もいるでしょう。コーヒーの香りには、脳にアルファ波を生じさせるリラックス効果があることがわかりました。これは杏林大学医学部の古賀教授らが、コーヒーや蒸留水、レモン油などを使った「香りのリラックス効果」を調べた実験により判明したものです。コーヒーの焙煎の仕方によってもリラックス効果は異なり、浅煎りよりも深煎りのリラックス効果のほうが高いこともわかっています。
体内の脂肪が分解されやすくなる
お腹がいっぱいになった後や食後にコーヒーを飲みたくなる人もいますよね。コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪燃焼を促進させる効果があります。これは、カフェインがリパーゼという脂肪分解を促進する酵素を活性化するためです。また、コーヒーには血行をよくする作用があり、基礎代謝を高めるため痩せやすい状態へと持っていきやすいのです。そのため、食後に飲むとダイエットには効果があると期待されています。
眠気や疲労感を取り除く
コーヒーに含まれるカフェインには、眠気や疲労感を取り除き、思考力や集中力を増幅させる効果があります。これは、カフェインが中枢神経を興奮させ、眠気を抑制する覚醒効果をもっているからです。朝目覚めたあとにコーヒーを飲む人が多いのはこれが起因しているのでしょう。
ほかにもコーヒーには、肝臓がんや消化器官のがんを予防し、動脈硬化を防ぐ役割も期待できます。コーヒーに含まれるカフェインの効果は、ストレスホルモンの分泌量によって違います。 コーヒーの効果 を引き出すには、ストレスホルモンの量が下がり始める午前9時半~11時半に飲むのが効果的です。
反対に、ストレスホルモンの上がる午後12時~午後1時、5時半~6時半と、寝る6時間前の時間はコーヒーを避けたほうがゆっくりと眠ることができるでしょう。
コーヒーは飲みすぎるとカフェイン中毒になり、胃や肝臓に負担がかかるとも言われています。頭痛や吐き気、肌荒れを引き起こすこともあるので飲む時間や量を考えて摂取していきましょう。
参考:コーヒーに関する調査(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000005775.html)
(http://research.lifemedia.jp/2013/09/130918_coffee.html)
監修:山本ともよ(管理栄養士)
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