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カエンタケ を食べると致命的な中毒症状
もし食べてしまうと、初期には、消化器症状として、嘔吐、腹痛、下痢、症状が進むと全身の皮膚のビラン、呼吸困難、言語障害、白血球と血小板の減少、造血機能障害、肝不全、腎不全、などが出現し、致命的な中毒症状が発生します。
わずか2~3日で死に至り、そうでなくても症状が1か月ほども続きます。回復しても後遺症として言語障害、運動障害や脱毛などの症状が残ります。
事故例は多くはない
ベニナギナタタケという食用のキノコと間違えて食べたか、物珍しさから食したかもしれない程度で、事故例はあまり多くありません。
ベニナギナタタケとの区別は、 カエンタケ の方がずっと硬い肉質なので、簡単に見分けられます。2012年までに6例の誤食事故が起きていて、10名が中毒を発症、うち2名が死亡しています。
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