(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
「医食同源」…食生活の見直しを
漢方の効果を最大限に発揮させるためには、日々の生活、特に食生活を見直すことも大切です。夏バテで食事がきちんと摂れていなかったり、ストレスが溜まっていたりすると、免疫力が低下し、肺も「燥邪」の影響を受けやすくなります。
漢方の考え方に近い「医食同源」を取り入れ、毎日の食事で、身体の中からも潤いを補給しましょう。例えば、喉によいとされるのは、ごぼう・れんこん・梨・みかんなど。また肌に良い食材としては、鶏の手羽先、軟骨、ごま、はちみつなどがあります。
乾燥しやすい秋。バランスの良い食事、運動、十分な休息、といった生活の基本を見直し、必要に応じて漢方の力も借りながら、全身のバランスを整えてみてはいかがでしょうか。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
スポンサーリンク