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進化形おにぎりが登場!現代のおにぎり事情
日本人の米摂取量の低下が問題となっている今でも、おにぎりは身近な食べ物の1つです。コンビニの登場でツナマヨネーズという洋風の中身も一般的になり、焼き肉など様々な具材が楽しまれるようになりました。
今では健康志向の高まりもあってか、おにぎりで炭水化物以外の栄養素が摂取できるような「オイルおにぎり」や「雑穀米おにぎり」が人気になってきています。
さらにSNSなどをきっかけととして、「おにぎらず」という新しいタイプのおにぎりも登場しています。
管理栄養士おすすめ!進化形おにぎり2つ
1.オイルの嬉しい成分を摂取!オイルおにぎり
オリーブオイルやえごまオイルなど、健康効果が期待できるオイルが注目されつつあります。そんなオイルを手軽に摂取できるのがオイルおにぎりです。
オイルの成分によっては加熱すると成分が変化してしまうものがありますが、おにぎりであれば加熱による変化の心配は少なくてすみます。またオイルを少量しか使用しない為、摂りすぎも防ぐことができるのです。
レシピ例:ツナおかか+オリーブオイル
【材料2個分】
・ごはん 200g(できれば雑穀米などの健康米)
・ツナ缶水煮40g
・おかか 小さじ2杯
・醤油 小さじ1
・オリーブ油 小さじ1杯 ※ほかの健康オイルでも可。
【作り方】
1. ツナ缶は水気をしっかりと切って、かるくほぐす。
2. おかかに醤油で下味をつける
3. ボウルに材料をすべて入れてしっかりと混ぜ、2等分してラップにのせ握る。
【ポイント】
・具材は混ぜ込んだ方がオイルと味がなじみます。
・オイルを使うと崩れやすくなることがあるので、固形の食材(鮭、ツナ、枝豆など)は1種類までにし、おかかなどなじみやすいものと組み合わせましょう。
・雑穀米などはおにぎりにするとパサつきがちですが、オイルを使用することで
しっとりと仕上げることができます。
2.たくさんの具材をサンド!おにぎらず
具材をお米でサンドする「おにぎらず」は、具だくさんにできることがポイントです。そのため、ふつうのおにぎりでは握りにくい焼肉や卵焼き、野菜などを挟むことができます。
そしておかずを挟むことで、普通のおにぎりでは摂取しにくいたんぱく質や野菜を摂取することができるのです。
レシピ例:照り焼きチキンときんぴらのおにぎらず
【材料2個分】
・ごはん 300g
・照り焼きチキン 100g
・ゆでたまご 1個
・きんぴらごぼう 40g
・塩 少々
・のり 2枚
【作り方】
1. ごはんは4等分する。
2. のりにラップを広げてのりをのせ、ごはん1/4量を真ん中にひし形になるようにのせて塩を振る。
3. 2の上に照り焼きチキン、きんぴら、薄切りにしたゆでたまごの順でのせ、その上にご飯1/4量をのせる。
4. のりを四方から包み、ひし形になるように握る。
5. できあがったおにぎらずを半分にカット(食べやすくなります)。
【ポイント】
・きんぴらなどの細かい具材は真ん中にすると崩れにくくなります。
・野菜のおかずとたんぱく質のおかずを使うとバランスが良くなります。残りもののお惣菜などをうまく活用しましょう。
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