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外見からわかる老化の兆し
「肌の曲がり角」という言葉があるように、まず老化を実感しやすいのは肌でしょう。
肌のハリやみずみずしさを保つ細胞の成分は、加齢により減っていきますが、例えばコラーゲンは20~30代、ヒアルロン酸は50~60代が減少のピークと言われています。
化粧のノリが悪くなったり、手や首などのシワ、乾燥が気になりだすのは一つの老化の兆しと言えます。また、髪が細くなったり、毛量が減る、ハリやツヤがなくなるといった髪質の変化も多くの人が直面する老化の兆しです。
老化による感覚の変化
五感が指す、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚といった感覚も年齢を重ねるにつれて老化していきます。
とくに視力は、加齢により近くのものにピントが合いづらくなる老眼がすすみます。もともとの視力や目の状態にもよりますが、目が疲れやすい、かすむ、ぼやけるといった症状も老化の兆しとして出てきます。
また耳の老化は早ければ40代、平均的には50代から始まります。耳の老化は、高い音が聞こえづらくなることが特徴。最近では仕事や生活環境の影響により30代から耳の聞こえづらさを自覚する人も増えており、テレビの音量が徐々に大きくなっていたり、会話のしづらさを感じる場合には注意が必要です。
さらに、味覚は60歳頃から徐々に鈍くなっていきます。舌の表面で味を感知する味蕾(みらい)というセンサーが減少し、とくに塩味や甘味を感じにくくなります。
これまでと同じものを食べても味が薄く感じる場合は老化のサインかもしれません。
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