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執筆:井上 愛子(保健師、看護師)
温泉大国である日本。
日本各地にはさまざまな温泉があり、その効果もさまざまです。
「温泉=身体にいい」というイメージをもつ人がほとんどだと思いますが、なぜ温泉は身体に良いとされているのでしょうか?
ご一緒にみていきましょう。
温泉の効果はどうしたら分かる?
温泉に行くと、温泉の成分(泉質)やその効能が掲示されている「温泉分析書」を目にしますね。
環境省が定める基準によって、温泉の泉質や「適応症」「禁忌症」などが記されていて、温泉には必ず記載されています。
適応症とは、温泉療養を行うことによって効果を期待できる症状のことをいい、禁忌症は温泉に入ってはいけないという症状を示しています。
適応症には、泉質を問わず温泉であれば共通する「一般的適応症」と、泉質によって定められた「泉質別適応症」があります。
ではなぜ温泉に効果があるとされているのでしょうか?
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