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足をしめつけ、さらに冷えの原因になる
前述したように、足先は身体の中心部から遠く、細い血管がたくさん走っています。
とくに、足にしっかりフィットするような足首をしめつけるタイプの靴下は、足先の細い血管を締めつけてしまいます。
血管を流れる血液には、体温という熱を体中に運ぶ役割があります。
そのため、細い血管をさらに締めつけてしまうと、血のめぐりが悪くなり、十分な熱が運ばれません。そして、その周りの部位は冷えていきます。
足先が冷たくて眠れないときの対策
1.生活習慣の見直しを!
足が冷えて眠れない人は、冷えた足だけを温めるよりも、全身を温めることを意識しましょう。足の冷えも、生活習慣が影響していることがほとんどです。
生活習慣自体を見直し、血のめぐりを根本から改善させ、寝る前に身体を冷やさないことが大切です。
そのために、適度な運動やストレッチをする、夕方以降のカフェイン摂取や冷たい飲み物を控える、寝る前にお風呂に入るなどを実践すると良いでしょう。
忙しい毎日を過ごしていると、運動不足やその場にある物を飲食する、入浴をシャワーだけで簡単に済ませるなど、日頃の生活にはなかなか目が向かなくなります。
夜遅くまで仕事をしている人や外食の多い人は、夕方以降にカフェインを飲むこともあることでしょう。カフェインは覚醒作用だけでなく、身体を冷やす作用もあるので、冷えが気になる人はとくに注意が必要です。
日頃から血のめぐりを良くし、身体を冷やさない生活を心がけましょう。
2.湯たんぽや熱を逃しやすい靴下を活用する
それでもどうしても足先の冷えが気になる場合は、足元をじんわり温めてくれる湯たんぽや、足先を締めつけず熱を逃がしやすい靴下を使いましょう。
靴下を使うときは、ゴムがゆるく、足の指を開いても余裕があるような、薄手の綿素材のものが良いでしょう。
寝る前に湯たんぽを外す、靴下は脱いで布団に入るなどをすれば、寝るときの体温調節や足からの熱の放出にも妨げはありません。
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