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靴下で新陳代謝に影響がおよぶことも
そしてこれは冷え性に限ったことではありませんが、「一日中靴下や靴を履く」ということは新陳代謝を悪くしてしまいます。
足の裏は、汗腺が多く発達しています。
新鮮な血液(動脈血)と老廃物を多く含む血液(静脈血)の折り返し地点でもあるのです。歩くことで足裏に刺激を与え、皮膚呼吸を活発にすることで、新陳代謝が上がり、解毒作用も高まります。
ところが足裏を靴下や靴で一日中覆ってしまうと、足裏への刺激が弱まり、皮膚呼吸の妨げにもつながります。
「冷え性で自宅の床が凍るように冷たい」ということがなければ、自宅では素足や薄手の通気性の良い靴下(綿素材など)を履いて生活してみましょう。そうすることで、身体全体の活性化も期待できますね。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
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