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ダイエットすることを目標にしてみる
ダイエットをしているときに停滞期がくるのは、飢餓状態に対する身体の防衛反応です。
「やせる人」になるためには、これを理解して体重が減らないことに対して過信や落胆をせずに生活を継続させることが大切です。
すると身体はダイエットした状態を本来の身体だと認識し、維持することができます。
ダイエットを継続することが難しければ、そのダイエット法自体を考え直しましょう。
例えばドウェックという心理学者は、立てた目標を2つの側面で分けることにしました。
学習や努力自体を目標とした「学習目標」と、結果を出して他者に認められることを目標とする「遂行目標」です。そこでは「学習目標」を設定することで、つねに継続して努力を続けられると述べています。
これをダイエットに置き換えて考えると、ダイエットでやせた身体を維持するためには「何キロやせよう」という「遂行目標」よりも、ダイエットをすること自体を目標(学習目標)とすることが大切なのだ、ということです。
身体に負担のない、一番効果的なダイエット成功法は、楽しみながら無理なく続けること。
そういった「やせる生活習慣」を身につけることが美しい身体への一番の近道です。
<執筆者プロフィール>
山本 恵一(やまもと・よしかず)
メンタルヘルスライター。立教大学大学院卒、元東京国際大学心理学教授。保健・衛生コンサルタントや妊娠・育児コンサルタント、企業・医療機関向けヘルスケアサービスなどを提供する株式会社とらうべ副社長
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中
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