(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
「資産」と「収入」が生涯支出を上回るように
老後のライフプランを充実させるためには、常に「資産+収入」が「生涯支出」を上回っている状態を維持することを目指しましょう。
リタイア前にある程度の資産(例えば、月額5万円を上乗せで使うと仮定したケースでは、5万円×12ヶ月×30年分=1,800万円)を作ります。
その上で元気なうちはなるべく働き、病気になる等予期せぬ支出に備えた貯蓄・保険を組み合わせ、コントロールされた支出状態を維持すれば、「下流老人」という最悪の事態は回避できます。
【参考】
・厚生労働省『平成26年国民生活基礎調査』(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa14/dl/03.pdf)、『平成25年国民生活基礎調査』(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa13/dl/03.pdf)
・日本福祉大学『行政統計データを用いた4年間の追跡調査』(http://cws.umin.jp/press-releases/038.pdf)
<執筆者プロフィール>
石村 衛(いしむら・まもる)
FP事務所:ライフパートナーオフィス代表ファイナンシャルプランニング1級技能士(CFP)東洋大学卒業。メーカー勤務の後、FP事務所:ライフパートナーオフィスを横浜市戸塚区に開設。地域に根ざしたFP活動を志向し、住宅ローン、不動産・証券投資、保険、貯蓄・など一般家庭のお金にまつわる様々なアドバイスを行っている。 お金に係わる出前授業を小・中・高校で実施。また、高等学校の保護者会などで進学費用や奨学金・教育ローンの講演多数。東京都金融広報委員会 金融広報アドバイザーとして活動中。
スポンサーリンク