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なぜストレートネックになると湾曲がなくなる?
頭の重さは、体重50キロくらいの人で5キロ程度あります。これを体重比でみると、8~13%に相当するようです。
頭は重たいというイメージを持つ人は多いでしょう。
実は頭を前に傾ける角度が大きくなると、首にかかる負担はさらに増大してしまいます。首の角度が大きければ、約30キロ近くの負担がかかることもあり得るのです。
前傾姿勢でかかる大きな負荷を首の筋肉が支えるため、首の生理的な湾曲が失われてしまいます。
ストレートネックと姿勢不良の関係
実は、頭の重さだけが問題でストレートネックになるわけではありません。
猫背の状態や姿勢不良も首・肩の筋肉に大きな負担をかけます。また反り腰や骨盤の傾斜によって姿勢が傾くと、骨盤も傾いてお尻が後ろ、頭が前に出ます。これによっても、ストレートネックになることがあります。
さらに、O脚、X脚、外反母趾、浮き足(足の指が地面から浮いている)などの足の問題がストレートネックになることもあります。足の問題によって、腰が傾き、頭が前に出ることがあるからです。
このような姿勢不良の状態が長時間続くと、椎間板に持続的な圧迫が加わります。
そのため、ヘルニアや頸椎症などのリスクにもつながってしまいます。
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