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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
テレビや雑誌で取り上げられることが多い「体によい食材」。
沢山あってどれを取り入れたらよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、管理栄養士の私が毎日摂っている3つの食材と、食材を選ぶポイントについてご紹介したいと思います。
管理栄養士が毎日摂っている食材とは?
無糖タイプのヨーグルト
・ヨーグルトには腸内環境を整える働きが期待できる
ヨーグルトには乳酸菌など腸内環境と整える働きがある善玉菌が含まれています。
腸内環境を整えると便秘を予防できので、有害物質が排出されます。
その結果、美肌効果や疲れにくい体にする効果などが期待できます。
また腸は免疫機能も担っています。その為腸内環境を整えることで、これからの季節に気になる風邪やインフルエンザ予防も期待できます。
・日本人に不足しがちなカルシウムを摂取できる
カルシウムは骨を作るのに必要なミネラルです。特に女性は、ホルモンの関係で骨粗鬆症になりやすいのでカルシウム摂取が大切だと言われています。
しかしながらカルシウムは、日本人に不足している栄養素の1つでもあります。
そこで私は毎日続けやすいヨーグルトを摂ることで、カルシウムを摂取するようにしています。
・無糖のトクホを選ぼう!
ヨーグルトの選び方のポイントは、「腸内環境を整える」など効果が記載された特定保健用食品を選ぶことです。
特定保健用食品は効果が実証された食品なので、安心して摂取することができます。
また甘さがついたものは糖分の摂取になってしまうので、無糖タイプを選ぶようにし、甘さは果物やはちみつ、メイプルシロップでつけるようにしています。
お酢
・減塩にうまく活用
日本人に多い高血圧症を予防する為、食塩摂取量の基準は低下していっています。また、塩分の摂りすぎはむくみにつながってしまいます。
そのため、食事は塩分控えめを心がけています。
でも、ただ塩分を控えるだけでは食事が味気なくなってしまいますよね。
そこで私はお酢をうまく活用しています。例えば煮物に酢を入れると塩味とうまみが引き立ち、塩分控えめでも美味しくいただけます。
また、ちょっと野菜がほしい時は漬物でなく、酢で漬けたピクルスや甘酢漬けを摂るようにしています。
・疲れた時や食欲のない時はドリンクに!
特に夏場など食欲のない時は、お酢にはちみつを入れたり果物を漬けたりしてお酢ドリンクとして飲んでいます。
お酢の酸味には食欲増進作用がありますし、クエン酸は疲労回復効果が期待できます。
これから年末年始で忙しくなりますので、疲れた時は手軽に飲めるドリンクはおすすめです。
スーパーフード・チアシード入れた炭酸水
・チアシードと炭酸水で便秘予防!
チアシードには不足しがちなオメガ3脂肪酸や、食物繊維、鉄分などが含まれており、数種類の栄養素を効率よく摂取できるので毎日食べるようにしています。
おすすめの摂り方は炭酸水に入れる方法です。
炭酸水には胃腸の粘膜を活発にする働きがあり、チアシードの食物繊維の便秘予防効果を助けることが期待できます。
・チアシードは下ごしらえをして常備を
チアシードは、水につけこむ下処理が必要です。私はいつも下ごしらえ済の状態のものを冷蔵庫に常備しています。
このチアシード大さじ1杯程度に炭酸水100ml程度と、飲みにくければレモン汁を加えてドリンクを作ります。
炭酸水とレモン汁にはほぼカロリーがないのでダイエット中でも安心。
飲むタイミングはいつでも大丈夫ですが、私は食前に飲んで食べ過ぎを防ぐようにしています。
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