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夕食後にお風呂に入る場合の身体の反応
お風呂にはリラックス効果があり、寝つきを良くする効果があります。
40度くらいのお湯に10~15分つかることで深部体温が上昇し、入浴後徐々に深部体温が下がります。実はこの深部体温の変化が寝つきを良くするためのポイントになっています。
ヒトは日中深部体温が高くなり、夜になると低くなるという生体リズムを持っています。この切り替えをサポートすることで、寝つきをよくすることができます。
42度以上の熱いお湯は交感神経が優位になって眠りの妨げになってしまうため、不向きです。
夕食後にお風呂に入る場合の注意点
夕食後は食べた物を消化するために、胃や腸に血液が集まっています。
夕食後は30~60分あけて入浴をすることで、消化の妨げになることを防ぐことができます。
また、入眠までの時間についても考える必要があります。眠りたい時間に身体が温まり過ぎると、上手に眠れなくなってしまいます。寝つきを良くしたいのであれば、入浴のタイミングは、遅くても眠る30分以上前にしましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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