(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
ドライ症候群の治療と日常生活のケア
ドライシンドロームの症状がひどい場合は病院を受診してください。どこにかかるかは、ご自身の症状の辛い部位で決めると良いでしょう。口が渇く場合は、歯科や口腔科、目が渇くならば眼科、皮膚が渇く場合は皮膚科、膣に違和感や異常を感じるなら婦人科です。
日常生活上の注意点は、ストレスをため込まず、上手に発散するよう心掛けることです。副交感神経を働かせるリラックスタイムを作りましょう。
また部屋の温度や湿度もこまめに調整し、睡眠時間はきちんと確保できるよう規則正しい生活リズムが大切です。
食事は、コラーゲンやネバネバした食品などを摂ることで身体に潤いを与えます。
その上で、気になる部位の「ドライケア」を行っていきます。
昔から「老化とは、乾燥への推移である」といわれています。乾燥状態が続くと老化への道を早めてしまいます。ドライシンドローム対策は、アンチ・エイジングでもあるのです。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
スポンサーリンク