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大切なのは「主体的に受ける」こと
会社や自治体で受けるにせよ、大切なのは「健診・検診は主体的に受ける」ということです。
会社勤めの人の場合、決められた日程で受けることができるため、受け忘れることはあまりないようです。一方、会社に勤めていない主婦や高齢者は、自分で健診を申し込むことが必要なため、受け忘れる人や、がん検診のみを受け、基本の健診を受け忘れる人も少なくありません。
そのため、基本健診をきちんと受けているかどうか、どの内容で実施したのかなどを確認しておくようにしましょう。
また会社や自治体から案内を受け取った場合にも、案内されるままに受けるのではなく、健診の大切さをよく理解した上で、1年に1回は受けるようにしましょう。
さらに、がん家系や体調の変化にも注意し、必要な検診を受けるようにします。「健診・検診の項目の内容を知りたい」もしくは「どの検査を受けて良いか分からない」という場合には、会社や自治体の相談窓口を確認し、医師や保健師に相談することをおすすめします。
一次予防と二次予防の意味をよく考え、これからの健康維持につなげていきましょう。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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