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ベジタリアンのメリット・デメリット
穀物や野菜類には食物繊維やビタミン・ミネラルが多く含まれるため、この摂取量が増えれば身体の調子を整えるように働きます。
また、それまで肉や魚をたくさん食べていた人が野菜類が中心の食事となり摂取カロリーが減れば体重が減り、「身体が軽くなった・すっきりした」と感じられるでしょう。
一方で、野菜中心の食生活は肉・魚に多く含まれるタンパク質、ビタミンB群、カルシウム、鉄分などが不足しがちになります。
これらの栄養素は、ある程度身体に貯蓄できます。しかし、長期にわたる不足が続くと不調を起こします。
ベジタリアンに起こりやすい栄養不足
タンパク質、カルシウム、鉄分などが不足すると、筋力低下、肌荒れ、貧血、骨粗鬆症などを引き起こします。
これらの状態は初期には「日常の中でなんとなくつらい」という程度ですが、それが長く続くとめまいや吐き気、骨折といった重篤な症状を起こします。
また、ビタミンB群やカルシウムは神経系を正常に保つ働きがあるため、身体にとどまらず、イライラや集中力の欠如、さらにはうつ状態などの精神的症状にもつながります。
これらの症状が必ずしもベジタリアン生活が原因とは限りませんが、少なからず関係はしているでしょう。
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