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急激な自己流ダイエットが招くリスク
このように体重を落とすときに、自己流の断食や食事制限をすると栄養不足からめまいや肌荒れなどを起こしやすくなります。
必要なエネルギーを得るために、蓄積された脂肪にだけでなく筋肉も、エネルギーに変換され減少します。
断食状態から普通に食事を戻しただけで、今度は身体の消化や代謝が追いついていかずにバランスを壊して不調になります。
これが身体のリバウンド状態です。
急激なダイエット後に、ご飯などの糖質の多いものや脂っぽいものを食べると飢餓状態だった体内では、待っていましたとばかりにそれらの吸収率が高まってしまいます。ところが、ダイエットによって筋量が減っているため、脂肪や炭水化物の糖質をエネルギー変換しにくくなります。
急激なダイエットは、脂肪燃焼に関わるレプチンというホルモンも減少させます。
そして、食事量を戻した時には吸収率の高まった糖質を抑えるために、インスリンというホルモンもたくさん分泌されるようになります。
その結果、太りやすくなることに加え、血糖値が上がりやすくなり生活習慣病にもつながります。
極端な「糖質オフ」は体調不良の原因に
リバウンドしていると実感したら、燃焼しやすい身体を取り戻すために、糖質や脂質の吸収を抑え、運動量を増やす必要があります。
たっぷりの野菜の後に、魚や大豆製品、乳製品と低脂肪の肉類などタンパク質を摂ること。
炭水化物を抜くと筋肉量がさらに減ってしまうので、玄米や大麦、ソバといった主食も必要です。
全く糖質を摂らないと代謝のエネルギーが作られず体調が悪くなります。極端な「糖質オフ」は体調不良の原因にもなります。
小麦に含まれるグルテンのアレルギーが倦怠感や原因のこともあります。玄米や大麦、ソバにはグルテンが含まれませんので、食生活を見直してみてください。
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