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執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
「最近、おなかまわりだけ贅肉がついてきた」という方はいませんか?
「贅肉」とは、一般的に余剰な皮下脂肪組織を指します。
それではこの贅肉、「おなかまわりだけにつく」ということはあるのでしょうか?
そもそも、贅肉とはどこからつくものなのでしょう?
今回は、この贅肉の、キーワードとなる脂肪について、詳しくご説明いたいしましょう。
ぽっこりおなか、その正体は?
ぽっこりおなかの正体、それは内臓脂肪もしくは皮下脂肪です。
どちらの脂肪も、食べものを原料に肝臓で合成された「中性脂肪」が、血液中や身体の至るところに「脂肪細胞」として蓄えられたものです。
脂肪細胞は、身体の中にどのような形で存在するかによって名前や役割が異なります。肝臓などの内臓周りに脂肪がついた場合を「内臓脂肪」、太ももや二の腕、お腹周りの指でつまめる部分など皮膚の下の場合を「皮下脂肪」といいます。
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