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エクオールに期待できる効果
エクオールの作用が女性ホルモンのように働くことが研究発表されたのは1984年。
さらに2001年に、尿中エクオール排泄量と女性の更年期症状との関係についての調査研究が発表され、エクオールに注目が集まり、更年期症状などへの効果が明らかになってきました。
現在、次のような改善作用や予防効果が期待されています。
・更年期症状の改善(ホットフラッシュや発汗、肩こりなど)
・PMS(月経前症候群)の軽減
・皮膚老化の予防
・骨粗しょう症予防
・メタボ予防
・抗酸化作用
・動脈硬化のリスク軽減
・脂質代謝改善
・血管内皮作用
・前立腺への作用
日本人の2人に1人しか作れない!
エクオールを生み出す腸内細菌はすべての人の腸内にいるわけではありません。
日本人の場合、その割合は50%といわれています。
腸の中の菌バランスが影響しているようで、関東よりも関西にエクオール産生者は少ないといわれます。また、20代ではおよそ20~30%程度しかエクオールを作れる人がいないといわれ、これは食生活の欧米化が関係していると考えられています。
国内だけでなく世界を見ると、アメリカ人は約30%と日本人より低く、日本や中国など大豆製品をよく食べる民族は、エクオールを産生する割合が高い傾向があるそうです。
大豆製品やエクオールを摂り入れた時には、身体の変化をしっかり観察することが大切です。
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