(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
ソイチェック:エクオール産生者の判定
自分はエクオールを作れるのか作れないのかを調べられる検査があり、「ソイチェック」と呼ばれています。
イソフラボンやエクオールは体内に蓄積できないので、摂った翌日には尿から排出されます。
ですから、尿検査(ソイチェック)によってエクオール産生の可否が判明します。
現在、エクオール検査(ソイチェック)で尿を調べることで、次のことがわかります。
・エクオールを作れていたかどうかの判定
・検出されたエクオール濃度
・測定値のレベル判定(レベル1~5で、レベル4以上が理想量とされています)
検査キットを使って尿を採取し、返信用封筒に入れて投函すると、2週間ほどで検査結果が届くようになっています。
腸活で食生活の改善を!
エクオールが作れるからと油断していると、腸内環境がみだれて腸内細菌が機能しなくなると、エクオールも産生できなくなってしまいます。
エクオールのもととなる大豆製品に加え、海藻、根菜、きのこ類などの食物繊維が豊富な食材や、発酵食品を食生活にきちんと取り入れることが大切です。
また、善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種による腸内環境のバランスも、理想的とされる2:1:7をキープするよう、食生活の見直し、ストレスケア、運動や睡眠といった、生活習慣全般の改善も重要といえます。
<参考>
・医知恵『「エクオール」をご存知ですか?』(https://i-chie.com/menopause/feature-article/lp-01)
・ホルモンケア推進プロジェクト『管理栄養士が教えるエクオールの重要性』(http://hormonecare-pj.net/archives/care/equol/69-2)
<執筆者プロフィール>
山本 ともよ(やまもと・ともよ)
管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー。
株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
スポンサーリンク