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リップクリーム使用のポイント
そんな唇の乾燥や炎症を防ぐ手軽なアイテムとして登場するのが、今回のテーマであるリップクリームです。
乾燥には油性のクリーム、炎症には薬用のリップクリームが効果的です。
どちらも、カサカサ、ヒリヒリする前の使用がポイントです。
そのほか、次のような点に留意して使用しましょう。
塗りすぎない
:頻繁に塗ると、かえって摩擦が唇に負担を与えることになります。
過度な塗りすぎには注意しましょう。
タテに塗る
:唇に対して横方向にリップクリームを塗る人が多いのですが、タテに塗りましょう。
唇のシワはタテにできていますから、タテ方向に塗るほうが潤いを与えやすく効果的です。
テクスチャーを柔らかくする
:クリームの種類によっては、テクスチャーが固めのものがあります。
また、気温が低くリップクリームが固くなることもあります。
固いまま使うと唇に負担がかかるので、指先で軽く温め柔らかくしてから唇に塗りましょう。
もちろん、手指は清潔にしておいてくださいね。
リップクリームを効果的に使うために
ふだん何気なく使っているリップクリームですが、多様な製品が出ていて使用感や効果には個人差があります。
成分を調べる、使い心地を確かめる、信頼できるサイトから情報を得るなど、リサーチも大切です。
唇の荒れがなかなか解消されないという人は、今のリップクリームが自分に合っているか、唇の状態や体質を考慮して見直してみてはいかがでしょうか。
また、日常生活において、唇の荒れや炎症を促進するような要因から回避する工夫も必要です。
次のようなことに気をつけましょう。
乾燥を防ぐ
紫外線を避け炎症を防ぐ
唇を汚れたままにしておかない
刺激物や強い圧力で過度の負担をかけない
リップクリームはリップケアのなかでも手軽な方法です。
荒れる前にケアをはじめることをオススメします。
さらに手厚くケアしたい方はリップパックもあります。
プルプルの唇を保つために正しいリップケアを心がけましょう。
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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