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シカ肉の効能 を知っていますか？

 
カレー店「CoCo壱番屋」から、おいしく食べられて、社会貢献もできるシカ肉カレーのレトルトパックが発売されました。提供するのは、滋賀県内で「CoCo壱番屋」12店を経営する株式会社アドバンス(長浜市)。同社はシカ肉を使ったカレーを開発し、日野町などの猟友会から購入したシカ肉を用いて年間約1万8千食を売り上げたといいます。販売が始まったレトルトパック(220グラム)には、柔らかく煮込んだシカ肉が5切れ程入っています。獣害対策の一環として始まったシカ肉の販売ですが、低脂肪で質の良い赤身肉は健康増進にも貢献してくれそうです。

 

 シカ肉の効能 ：鹿害(ろくがい)対策として始まる

シカによる農作物などへの被害のことを鹿害といいます。滋賀県では、野生のニホンジカによる農林被害額が年間1億7000万円にのぼるといわれています。滋賀県にれば、県内の適正生息数は8000頭なのに対して、現状は4万7000頭〜6万7000頭ものニホンジカが生息しているといいます。

 
シカ肉メニューの開発は、鹿害対策の一環として始まりまりました。シカ肉を食材として活用する試みに着手してから7か月、試作と試食を重ね、独自の調理方法による「近江日野産鹿カレー」を発売。現在では長浜・余呉産のシカを活用し、4種の鹿カレーが発売されています。レトルトパックの発売によって、シカ肉カレーを自宅でも楽しめるようになりました。ちょっと珍しいシカ肉カレーはお土産としても喜ばれそうです。

 

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