(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
今回は、 精子の老化と精力のつく食べ物 についてご紹介します。
アラ還の俳優の中村梅雀さん(59)と25歳年下の妻、瀬川寿子さん(34)との間に長女が誕生し、注目を集めました。
一度は年齢もあり「もういっか」と諦めていたという中村さん。「旅先で食べた熊や馬刺しが精のつく食べ物だったのでは」と自己分析しています。中村さんのニュースを知り、勇気や希望をもった人も多いでしょう。ここでは、「精子の老化」と「精のつく食べ物」についてまとめてみました。
精子の老化と精力のつく食べ物 :精子の老化はいつから始まるの?
「不妊」といわれると、女性の卵子の老化ばかりが注目されますが、卵子だけでなく精子も老化します。とはいえ、女性のように閉経がないぶん、一定の年齢で子どもをもてなくなるわけではありません。加齢とともにゆるやかに老化していくのが精子です。
2014年4月に東京国際フォーラムで開催された日本産科婦人科学会講演会のなかでは、精子の活性化能力は年齢とともに次のように変化することがわかっています。
・35歳未満……約70%
・35~39歳……62%
・40~44歳……52%
・45~49歳……39%
つまり35歳を過ぎた男性の精子は生殖能力が低下するのです。精子が老化すると運動率が悪く、量も少なくなることがわかっています。老化した精子は受精するまでにかかる時間が長く、受精卵の細胞分裂の回数が通常以上に多くなることがあります。そのため、受精しても子宮まで着床しなかったり、流産をしてしまったりする可能性がでてきます。
スポンサーリンク