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ひきこもり対策 が思ったように上手くいかないのはなぜでしょうか。ひきこもりは、社会との接点を失ってしまうため、長引かせると状況は悪化していく一方です。1日も早く抜け出したいところですが、どうしたらいいかわからず途方に暮れている人やその家族も多いでしょう。実は、ひきこもりの原因にも、脳の症状が関わっている可能性があるのです。
ひきこもり対策 を考える
「不登校」が学生を中心に見られる症状だとすれば、「ひきこもり」はその延長上、大人になってからの症状と言えます。大学を中退後すぐに、あるいは仕事をやめてすぐに、といった具合に、ひきこもりになる時期は人によってまちまちです。かつてはひきこもりは若年層に多いと思われてきましたが、最近は働き盛りの大人が陥ってしまうケースもあります。 ひきこもりの症状は不登校と似ており、職場に通えなくなる、朝起きられなくなる、通勤中に吐き気や頭痛、めまいといった身体的症状が出る……など、心身両面で症状が見られます。ただし、厚生労働省によるひきこもりの定義上は、こういった症状が現れても、職場などに籍があり、休職している状態の人はカウントされません。社会に所属していない状態になってからがひきこもりとして扱われます。 できれば、そうした定義上のひきこもりになる前、まだ社会との接点のある「ひきこもり予備軍」の段階で手を打ちたいところ。ひきこもりとしての期間が長引くほど、そこから回復するのも難しくなっていくからです。
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