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執筆:井上 愛子(保健師、看護師)
「ついついテレビを見すぎてしまった」「飲み会や接待で帰宅が遅くなってしまった」「残業で帰宅が遅くなった」など、さまざまな理由で夜更かしをしてしまうことがあります。
夜更かしをすると、朝起きた時にも強い眠気を感じてさわやかに目覚めることができなかったり、日中にも強い眠気を感じることもあります。
お休みであれば少しゆっくり眠るということも出来ますが、仕事や予定があってそうはいかないこともありますよね。
そんな困った眠気を解消する方法、いくつかご紹介してきましょう!
睡眠不足を緩和する方法
太陽の光には、睡眠ホルモンといわれる「メラトニン」の分泌を止める効果があります。そのため、まずは朝日をあびて体内時計をリセットすることがおすすめです。
朝日を浴びても日中に眠気を感じる場合には、15~20分程度の仮眠をとりましょう。ただ、仮眠で長い時間眠ってしまわないよう、注意が必要です。身体が本格的に眠りに入ってしまうため、余計に眠気が強くなったり、だるくなるなど、逆効果になってしまうからです。
タイミングとしては、通勤・通学の電車の中や仕事・授業の始まる直前、昼食後の仮眠などが考えられます。机に伏せて目をつぶるだけでも十分に効果はあります。
布団に入ったり、快適な睡眠環境が整いすぎると、本格的な睡眠に入りかけて余計辛くなる可能性もあるので、若干眠りにくい程度の体制がおすすめです。
ヒトは生体リズムの関係で14~15時ころに眠気のピークが来ます。そのため、そこに合わせて仮眠をとることができる、昼食後の仮眠はおすすめです。
仮眠の後もできれば太陽の光にあたるか、難しい場合には明るい光を浴びるようにしましょう。
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