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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
家庭で作るはもちろん、コンビニなどでも売られていて手軽に食べることができるおにぎり。
その歴史は古く、原始時代にまでさかのぼり、日本の食文化において欠かせないものでもあります。この頃では「進化形おにぎり」なるものも登場、今後新たなおにぎりとして定着するかもしれません。
そんなおにぎりの魅力を、もっと栄養価をアップさせ、さらにおいしく食べる方法を管理栄養士がお伝えしようと思います!
おにぎりの起源は弥生時代?
おにぎりの起源はとても古く、石川県では弥生時代に、もち米を蒸して固めて焼いたおにぎりのような米の固まりが発見されています。その後もおにぎりは発展し、平安時代にはもち米を蒸して固めたものが「屯食」として貴族の警護兵などにふるまわれました。
そして戦国時代以降おにぎりは兵士の携帯食として広まり、江戸時代には農民や旅人などに広く食べられるようになります。
おにぎりに海苔がまかれたのも江戸時代からだといわれています。食事の中でのお米の割合が今よりも多かったこの時代の人にとって、おにぎりは最も身近な食べ物の一つだったと言えるでしょう。
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