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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
これから夏場にかけては、食中毒が気になる時期ですね。
冷蔵庫は食品を一定の温度に保管できますが、実は“冷蔵庫にいれない方がいい”食品もあることはあまり知られていません。
今回は、特に迷いやすい野菜・果物・調味料の保管場所について解説いたします。
冷蔵庫に入れる?入れない? ~野菜編~
冷蔵庫に入れない方がよい野菜
- ・きゅうり
- ・かぼちゃ
- ・ピーマン
- ・なす
- ・ジャガイモ
- ・さつまいも
- ・里芋
- ・玉ねぎ
野菜は種類により原産地が異なります。
温かい地方が原産の野菜は元々温度が高いところで生息していたので、冷蔵庫に入れると温度が低すぎて品質が劣化することがあります。
これを低温障害と呼びます。
低温障害が起きやすい野菜は、冷蔵庫には入れず常温で保管するようにしましょう。
冷蔵庫に入れた方がよい野菜
上記以外の野菜は品質の劣化を防ぐ為、冷蔵庫で保管した方がよいとされています。
そしてその際に気をつけたいのは、密閉をするということです。
野菜は傷やカット面からエチレンガスというガスを発生させます。このガスは野菜の品質劣化を早めてしまうので、カット面はしっかりとラップなどで密閉しましょう。
また冷蔵庫の中は乾燥しているので、密閉することで野菜を乾燥から守ることもできます。
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